Hermes Taiwan 2017 Special Window Display

台北市内にリニューアルオープンする店舗のウインドウデザイン。noizは、今シーズンエルメスが掲げたデザインテーマ「インタラクティブ(対話)」を元に、通行人がウインドウに取り付けられた風車を通して風を送ることで動き始める、対話を考案しました。またパリ8区に位置するエルメス・トレノ通り店最上階の「屋上庭園」から着想を得て、この庭を彷彿させるデザインに取り組みました。一つ目のウィンドウには、庭園の主である、馬に乗った騎手が登場します。騎手は手にエルメス・カレの伝統的なパターン、《Brides de Gala》の旗を手にし、その背後には同じパターンのカレが映像として映し出されています。馬が動き始めると旗は風に吹かれ、同時に旗に描かれたハートの群れが「デジタル・スカーフ」に向かって飛行し《Brides de Gala》の新作《Brides de Gala Love Edition》を形成します。二つ目のウィンドウには、魔法のような屋上庭園に茂る「小さな木」を登場させました。この「小さな木」は枝が風にそよぎ、動くよう設計しました。木のふもとに置かれたピクニック・バスケットから、庭園をモチーフにしたカレが空に吹き上げられそうに飛び出しています。風が吹くと、カレに描かれた花は空に舞いはじめ、やがて木に取り付けられた画面の中で新作《Fleurs de Giverny》のパターンを形成します。現実とデジタルの繋がるこの瞬間、物理的なコンテンツとデジタルコンテンツの境界を溶解させる魔法が、ウィンドウを満たします。noizは、このウィンドウを通し、街や環境、通行人の検知にとどまらない、〈デジタルと現実〉、そしてエルメスの歴史と伝統に敬意を示し〈新旧の対話〉という、広域におけるインタラクティブ・シーンをデザインしました。


Hermes Taiwan 2017 Special Window Display
from noizarchitects on Vimeo.
Editing by 游宏祥攝影工作室

YEAR: 2017

CATEGORY: installation

STATUS: Built

LOCATION: Taiwan,Taipei

COLLABORATOR: noise kitchen

PHOTO CREDIT: Kyle Yu

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