Aesthetic Education Award 2015

noizは台北市の 国立台北教育大学・北師美術館(MoNTUE、)の依頼を受け、美感教育に関する展示のデザインを担当した。主に中学生・高校生を対象とした展示のため、カラフルかつダイナミックなデザインを意図した。
展示は視覚認識を形成する本質的価値である「比例」(プロポーション)、「色彩」、「質感」、「構成」、「構造」等のカテゴリーで構成される。強い第一印象を与えるため、それぞれのカテゴリーの漢字を立体化した特大サイズの3Dオブジェクトをデザインした。来場者は、まずエントランスでこれらの3D化された言葉に出会う。それらのオブジェは展示のテーマを一見してわかるよう明確に伝え、同時に三次元のゲーム空間に誘い込まれるようなシュールな感覚を呼び起こす。
それぞれの展示エリアはこのダイナミックな特徴を共通に持つが、一方で通常の展示よりもはるかに幅広いスタンドのサイズや高さのバリエーションを備えている。一部分では、床に貼られた色とりどりのカラーテープによって、来場者を各展示スペースへと導いている。敢えて大胆な、そしてシンプルなデザインが組み合わさって、この展示を織りなしている。

Year: 2015

Category: exhibition

Status: Built

Location: Taipei, Taiwan

Photo Credit: MoNTUE

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