Hyper ICC for Special Exhibition, “The Museum in the Multi-layered World”

NTTインターコミュニケーション・センター[ICC]の特別展「多層世界の中のもう一つのミュージアム——ハイパーICCへようこそ」の一環として、仮想空間における新しい建築の可能性を追求したプロジェクトです。ICCのある初台の一街区が、3Dスキャンによって点群データへ変換され、ゲームエンジンによって「ヴァーチュアル初台」として再構成されます。そこは、訪問者の視界によってリアルタイムに切り取られる抽象化された点群の世界ですが、実際に現地で録音された環境音を付加しサウンドスケープの3次元記述を行ったり、インタラクティブに呼応する点群の動きを与えたりすることで、新しい空間の認知・記述の拡張・増幅のあり方を試みています。「ヴァーチュアル初台」の中には、ICCの歴史を体現した"情報の建築” としての「ハイパーICC」がそびえたちます。「ハイパーICC」とは、メディアアート黎明期の90年代から今日に至るまで、ICCで開催されてきた展示・イベントを一つ一つ表現する立方体のボックスで構成されるタワーであり、訪問者は開催年度や種類を選択することで、それらを自由に編集することができます。自ら再構成した「ハイパーICC」を鳥となって自由に飛び回り、ポスター・出版物などがテクスチャマッピングされたそれぞれのボックスをクリックすることで、その展示・イベントがアーカイブされているWebサイトへ誘われる仕組みになっています。実空間に対応するデジタルツインを仮想空間につくるだけでなく、情報や記述を付加することで、その概念を拡張しまったく新しい空間体験を創出することを意図しました。【オンライン展示: 2021年1月16日(土) - 2021年3月31日(水)】

Year: 2021

Category: exhibition

Status: Completed

Location: Tokyo, Japan

Collaborator: Masatatsu Nakamura

Photo Credit: noiz

       

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Link: 多層世界の中のもうひとつのミュージアム——ハイパーICCへようこそ

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