Su Xiaobai Exhibition

中国・湖北省出身の抽象美術家、蘇笑柏(ス・シャオバイ)。本邦初となる同氏大型個展のための会場デザインをnoizが担当しました。『無時無刻 ーいつ、いかなる時も』と冠した企画展タイトルは、クリエイションにおける、<反芻し、温め、構想する> といった 一連のプロセスや思考の熟成に要した長い歳月、また蘇笑柏の作品における代表的な画材である「漆」の物質的な特性を内包しています。
この展示においてnoizは、広く解放的な空間と狭く閉ざされた空間を交互に配置し、空間のリズムとコントラストを調整することで、展覧順路に非線形の自由を与えました。また暗闇の中から作品が浮かび上がって見えるような照明計画とすることで、鑑賞者が作品の壮観なスケールと繊細な色づかいや質感に対峙し、思い思いの順路を辿りながら体験できるような展示空間を目指しました。

Year: 2018

Category: exhibition

Status: Built

Location: Kobe, Hyogo

Collaborator: 施工:株式会社 伏見工芸

Photo Credit: TKG FOUNDATION FOR ARTS & CULTURE

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