Media Ambition Tokyo (2019) のために制作したnoiz+国枝によるヴォロノイ畳《TESSE》と白木良によるプロジェクションマッピング映像のコラボレーション作品。畳に映し出された映像は、スキャンごとに隣接するセルが結合し、全ユニットが結合したところで泡が弾けるように分割が激しくなる。徐々にセルの数は減り、ゼロになったところで映像が終わる。畳に映し出されたプロジェクション画像がパターンのもつ完成された二次元性を保ちつつ、再帰的にボロノイ分割をしていく様を光の強弱のみで表現した。映像が窓面に反射し都市と一体となる様子は、TESSEで用いたようなアルゴリズムの「モノ」への実装が、より大きな都市スケールへの実装の可能性として映る。
Year:
2019
Category:
installation
Status:
Built
Collaborator:
製造:国枝, Visual Programming:Ryo Shiraki, 施工:studio archē
Photo Credit:
noiz